仕事のデスクライトに27W蛍光灯のアームスタンドを利用しています。
だいたい1年ちょっとで買い換えるくらいヘビーに利用していますが、今回も買い替え時期がやってきたので、気になっていた蛍光灯タイプのLED蛍光灯っていうのを購入しました。
工事不要の電源内蔵タイプをチョイス
LEDは直流電源で、蛍光灯は交流電源。
蛍光灯の電灯器具にLEDを導入するにはこの電源の方式を変更してあげる必要があります。
amazonで工事不要・電源内蔵、そのまま付け替えるだけ!というものを見つけたので早速購入、元々の蛍光灯と交換しました。
こういうやつです。2000円くらいでした。異常発生
スイッチを入れるとチカッチカッと2回ほど点滅したあと光らなくなりました。
おかしいな。。
もう一度スイッチのオンオフを繰り返すと
「パン!」
と大きな音がして焦げた臭いが・・・。
急いで取り外したものの、明らかに内部でショートしてるようす。
工事不要って書いてあるのに爆発するなんておかしい。。
パッケージに入っていたしょぼい説明書を見てみると、
グロー式は工事不要、安定器(インバーター)タイプはバイパスが必要
との記載が。
やってしまった・・・。ちゃんと説明読んでから交換するべきでした。いやそもそも商品説明読んでから買うべきでした。
一般的にはLED蛍光灯に交換するには工事や機器の改造が必須
LED蛍光灯が普及してけっこう経ったので、単に取り替えるだけでAC/DC変換して電圧そろえて置き換えできる便利な商品が出てるんだなと勘違いしていました。
やっぱり工事や改造なしでポン付けできるような製品は無いようです。
蛍光灯には大まかにグロー式、安定器式、インバーター式とありますが、このうち工事や改造なしでLED化できるのはグロー式のみ。あとは安定器やインバーターのバイパス工事という改造が必要になります。
しかも、屋内機器(室内照明など)はこの工事をするためには電気工事士の資格が必要になります。DIYで気軽にやるのはちょっとハードルが高いですね。
デスクスタンド等は分解すると安定器があるので、それを経由しないように線を繋ぎ変えてやるといいです。安定器は中に入ってる部品でたいてい一番大きな部品なので、分解するとすぐ判ると思います。マッチ箱大の四角パーツで「安定器」と書かれていることが多いです。
ただ、分解改造するので自己責任ということになりますね。
自分のミスで爆発させてしまったので保障も効きそうにありませんし、興味本位で分解してみました。
素早くオンオフを繰り返すと昼白色→電球色と切り替わるタイプとのことでしたが、どうやって色温度を変えてるのかと思ったら、単に昼白色と電球色のLEDが2系統入っておりそれを切り替えているだけでした。
規格上は1700ルーメンだったので、電源ドライバ部を改造して2系統同時発光にすれば倍の3000ルーメンを超えそうです。冷却が間に合わない可能性もありますが。
このモジュールは無傷なので後日自分で回路を作って再利用します。
裏面は焼け焦げてパターンが飛んでしまっています。
ブリッジダイオードに入っていきなり焼けたようです。
教訓
取説はどんなにショボくてもちゃんと読みましょう。
みっちー
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