関東日帰りツーリング500キロ! 草津・嬬恋パノラマラインで夏の高原を走る

毎日すさまじい暑さが続いています。
少しでも涼しいところへ行きたくなりますね。

今回の記事では東京からギリギリ日帰りできる、標高が高くて涼しい高原のツーリングスポットを紹介します。

まるで北海道!嬬恋パノラマライン

東京から関越に乗って渋川まで120キロを1時間半ほど。
前橋のあたりは暑いので早朝に出発して朝のうちに関越を走り終えておきたいですね。

渋川からは山中を抜ける145号、通称「日本ロマンチック街道」を万座まで走ります。
流れも速く森の中は涼しくて快適。

Masanori Tsukuiさん(@masa_79s)がシェアした投稿 – 2018年 7月月1日午後10時17分PDT

嬬恋パノラマラインは群馬県の嬬恋にある広大な農地が広がる広域農道で、南北の2ルート両方を走っても1時間ほど。北海道の富良野のようなパノラマの眺望を楽しめる絶景スポットです。

北側の出入り口は県道59号にあります。

南側の出入り口は県道235号のゴルフ場のT字路。
看板が小さいので見落とさないようにご注意を。

嬬恋パノラマラインはコーナーがなだらかで見通しも良くてとても走りやすい道路です。
農作業の大型トラックが行き交うので作業車優先で気をつけて走りましょう。

楽天トラベルさん(@rakutentravel)がシェアした投稿 – 2018年 7月月27日午前12時24分PDT

北側にある「愛妻の丘」。
見晴らしのいい小さな丘で田代湖が見渡せます。

荒涼とした不思議な風景、毛無峠

嬬恋パノラマラインを楽しんだら、万座ハイウェーで北上。
県道466号と112号で毛無峠を目指します。

Toshiさん(@haikuxkielce)がシェアした投稿 – 2018年 8月月1日午前2時36分PDT

毛無峠への道「万座道路」は道幅の狭いところもありますが舗装路で走りやすい。
終点の毛無峠は未舗装ですが、駐車スペースのみなのでリッターSSでも問題はありません。

毛無峠の眺望は絶景。
標高も高く涼しくて、東京の暑さを忘れさせてくれます。

モンチャックさん(@montyakuu)がシェアした投稿 – 2018年 7月月31日午前3時30分PDT

オフロードバイクの人にはぜひ林道湯沢線での登坂をおすすめします。
僕も一度走りましたが適度にガレていて楽しい全域未舗装の完抜け道路です。
途中の崖沿いでガードレールもないところがあるので注意。

Hikaru Okoshiさん(@koshi_gha)がシェアした投稿 – 2018年 7月月16日午後2時36分PDT

毛無峠には荒涼とした山肌にかつての小串硫黄鉱山跡の遺構が残されています。

天空の道を走る!志賀草津道路

毛無峠を降りてきたら万座道路を戻り国道292号へ。
この国道292号は「志賀草津道路」と呼ばれ、日本で一番高いところを走る国道として有名です。

冬季閉鎖明けの雪の回廊が有名な道路ですが、日本で一番高所の国道とあって、夏でも風が涼しくて心地いい道路です。

Keiji Hamasakiさん(@kj_hama)がシェアした投稿 – 2018年 7月月22日午後7時01分PDT

ちょっとタイトなワインディングで、ガードレールの代わりに張られたロープの向こうは目のくらむような崖。高所恐怖症だとちょっと恐いかもしれません。
休日は多くのバイクや車が走るためペースはのんびり。初心者でも安心のペースです。

sakurasakuさん(@sakuramoon_jp)がシェアした投稿 – 2018年 7月月15日午前7時47分PDT

標高2,172 mの地点には「日本国道最高地点」の碑が建てられています。

神秘のエメラルドグリーン「白根山湯釜」

グンマーさん(@gunmaer)がシェアした投稿 – 2018年 2月月26日午前6時47分PST

志賀草津道路の途中には白根山の湯釜があります。
美しいエメラルドグリーンの水をたたえる湯釜はまさに絶景。
ぜひ立ち寄りたい観光ポイントです。
ただし近年は火山活動が活発化し、周辺への立ち入りが規制されていることが多くなっています。あらかじめ調べたうえでスケジュールに組み込みましょう。

眼下に広がるパノラマビュー「姨捨の棚田」

志賀草津道路を降りてくると信州・長野に入ります。
交通量の多いバイパスを避けて上信越道で千曲の更埴まで走ります。

なべちゃんさん(@sakinchogram_0125)がシェアした投稿 – 2018年 5月月24日午前5時15分PDT

更埴のインターから5分ほどで姨捨の棚田に到着。
ここは棚田越しに千曲市を見渡せるすばらしい眺望です。

名勝「日本三大奇景・妙義山」

再び上信越道を軽井沢方面へ走り松井田妙義で降ります。
そこから15分ほどで行けるのが日本三大奇景「妙義山」。
日本三大奇景は他に「耶馬渓(大分県)」、「寒霞渓(香川県)」があります。

かぶりおれさん(@cabrioletducati)がシェアした投稿 – 2018年 7月月7日午後5時47分PDT

中之嶽神社前の駐車場から見る、急峻で尖った岩々、荒々しい山容が特徴的な妙義山。

妙義山への道は2、3キロほどがタイトなコーナーが連続する峠道になっています。
休日は観光でにぎわうためペースはゆっくりですが、平日は流れが速くかなりの高速コーナーとなるので気をつけて走りましょう。

帰りは上信越、関越を経由してトータルで500キロと少し、走行時間は9時間ほどになります。

涼しい早朝のうちに出発し日中は爽やかな風が心地いい高原を走り、日が沈む夕方から夜にかけて都内へ戻ってくるツーリングプラン。ぜひ走ってみてください。

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みっちー
みっちー
趣味のアウトドアやITに関わる世迷いごとを書き綴ってます。

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