新入社員だったころ、デパートや化粧品店でスキンケアやメークを教えるお仕事をしている女性「美容部員」さんに、化粧の基礎を教えてもらった事がある。高級ブランドの化粧品でメークをしてもらったら、うわぁこんなに変わるんだとビックリして、その顔で色々なところに出かけまわった思い出、懐かしいです。商品知識を身につけ、正しい使い方を学び、その日から毎日欠かさず化粧をする事になりました。
もくじ
社会人としての身だしなみである
さて、なんで女性は化粧をするのでしょうか。綺麗に見せたいから?
私は「社会人としての身だしなみ」である、と教わりました。
昔は、神へ遣える儀式の中で、宮司やお公家さんが化粧した姿(おしろいにお歯黒)をしていました。高貴な身分の人は白塗りだったそうです。現代では女性が化粧をしますが、整えた顔で人にお会いする、という気持ちが大事だと思います。その上で、個性を生かしたり、流行や季節感を取り入れたり、自分らしいアレンジを加えていく楽しみが生まれます。皮膚アレルギー体質だから化粧ができない方がいらっしゃると思いますが、低刺激性の化粧水を利用したり、眉を整えたり、リップクリームを使ったり、少しでも整える事ができると思います。
肌が覚えている スキンケア商品
特に肌トラブルがない方なので、人から言われるがまま、お財布と相談しながら。化粧品は出会いです。やはり同僚や先輩、親からの口コミ・紹介が最強です。
20代は、資生堂の「プルミエ」「UVホワイト」「エリクシール」等、メジャーなスキンケアセットを行っていました。特にそばかすが目立つ体質なので、毎日のホワイトニングケアは欠かせませんでした。
先輩方から教わっていたのは「肌が覚えているのよ」という言葉。質のよいスキンケアを、若いうちから継続して利用する事で肌が覚えているというもの。余った化粧品は、首にも手の甲にも塗りなさい、というお言葉は今でも守っています。たまに安物や人からもらったものをつけると、肌に入っていきません。ああ、駄目なんだって感覚で判りました。肌を過保護にしちゃったのかしらね~。でも早くから継続してケアしてきた事は、無駄ではありません。
白い肌は七難隠す 母の教訓・日焼け禁止!
幼い頃から、祖母や母に必ず言われていることがありました、「日焼け禁止!」と。
私がそばかす顔で、昔懐かしいテレビアニメ「キャンディ・キャンディ」の歌を3歳の頃から歌われ笑われていた位なのですが(笑)、刷り込みとは恐ろしいものです。
そのおかげか、社会人になってからは、日焼け止め、日焼け後のケアにはお金に糸目をつけず、継続してきたお陰で、学生時代の日焼け跡はすっかり消えて、真っ白になりました。
もう海で日焼けとか、危険すぎて・・絶対できません。年齢を重ねるとシワやシミに原因になるだけなので、なるべくしないほうが良いです。まさに、白い肌は七難隠すというもの。肌の白さ、キメの細やかさは、日本人女性の特権。ヨーロッパの女性からも憧れの的なんですよ。
日焼けの大敵は、屋外スポーツだと思います。海、プール、ゴルフ、テニス、自転車、アウトドアスポーツ等など。若いうちは回復が早いですが、段々日焼け跡やソバカスがなかなか消えなくなりますので!日焼け止めは通常の日中UV乳液を塗った後に、必ず追加塗りをしましょう。私は「アネッサ」を毎年購入。もう何十年になる?発売以来から使ってるかも。
スプレー型は手や首、また時間が経った時に追加でシューっと。メークの上からでもOKで、手軽で便利です。週末の外出や旅行先では、小さめの携帯用を持ち歩きます。
出会ってしまった!ラメンテ「Cプラセンタ」
30代になり、ついに出会ってしまいました!皮膚アレルギーの影響で、普通の化粧品が使えない友人が、色々な化粧品を求め彷徨っていたところ、やっと出会ったという、
Lamente(ラメンテ)スキンケア商品と、「Cプラセンタ」イオン導入。皆さんご存知です?
株式会社 日本天然物研究所が作ったスキンケア化粧品で、防腐剤や香料などを最小限に抑え、天然の原料を用いて作られた化粧品。歴史は古く、医学博士が作った肌トラブルを抱える女性のために、本当に安心出来る化粧品を作られたそうです。肌が弱くない私でも、やっぱりいいものを使ったほうが良いのかしら?と考えを改めることにしたきっかけでした。この出会いに関しては、友人に本当に感謝です。
実際にスキンケア商品を使ってみると判ります。私が一番好きなのはラメンテの化粧水です。
ミルキーウォーターの業務用が超お得です!イオン導入の際、パックに浸して沢山使いうのでずっと欠かせません。一時期違う化粧水を使った事もありましたが、最近の化粧水はリッチ感やオールインワン効果の物が多く、あえてトロみが多くて肌に入っていかない事が多かったのですが、これは肌にスーっと入ります。やっぱり、肌がこれがいい!と覚えておりました。
お値段も手ごろだし、もうこれ以外は使えません!
スペシャルケアとして週末(週1回位)、ビタミンCプラセンタをイオン導入器で肌に浸透させます。これでホワイトニング効果とキメの細かさを維持させる事ができます。このプラセンタは、水溶性プラセンタだそうです。私は冷蔵庫にいつも入れ、冷たくて気持ちよいです。
イオン導入器ですが、機械がバージョンアップされており、今私の使っている物は3世代目。コットンを付け、Cプラを浸して10分間、顔に満遍なく当てます。週末は出かける事が多いので、日に浴びた後にミルキーウォーターでパックし、Cプラ・イオン導入をします。週末は時間をかけて、ゆっくりホームエステです。
スキンケアの効果は継続する事が大事。たまに浮気して他のスキンケア製品を使ったりしましたが、またラメンテに戻りまして、かれこれ10年、使い続けています。
衰えは40代から 高級化粧品では救えない
40代になり、なんか変だぞ、顔の輪郭がぼやけるぞ、重力に逆らえない感じ??という恐ろしい違和感を感じるようになりました。使っている化粧品の効き目が足りないのかと思って、値段の高い高機能化粧品を試したり、コラーゲンやサプリメントドリンクを飲んだりしましたが、正直あんまり効果が無かったです・・・・。これが年齢かぁ~と、激しく落ち込みました。
例えば、私が美容の為に試してきたもの
・コラーゲン ドリンク
・プラセンタ サプリメント
・酵素ドリンク
・アミノ酸サプリメント
・色々な菌が入っているヨーグルト
・アマニオイル
・乳酸菌入りチョコレート
・きなこくるみ
・ココナッツオイル
列挙してみると、自分でも恐ろしくなります。私、病気なの?って勘違いするぐらい。
色々食べたり飲んだりしていたなと。これらを悪いとは言いません。良い物だと思っています!!でも、一過性で試した後に、止めてしまっても何も変化が無かったです。
逆にカロリーとり過ぎ、お金使い過ぎ、という結果となりました・・・。残念過ぎる。
ビックリなのは、ヨーグルト。
身体によいからと、食べ続けて何十年。ほぼ毎日食べていたのですが、ダイエットもかねて一切やめてみたんですね。
で、何も変らなかった・・・。あの菌は何処へ行ったの~。ヨーグルト以外にも良い菌を取り入れる方法はあります。私は野菜や発酵食品、たまにケフィア剤を飲んだりして、お通じがよくなる程度に取り入れます。
さて、
シミソバカス、肌のキメは、スキンケアの継続でメンテナンスができても、シワ、輪郭ボケ、たるみはもっと別のアプローチが必要だとわかってきました。
・シワの原因は、骨が痩せてきているから(骨粗しょう症)
・輪郭ボケ(たるみ)は、リンパや血流が悪くなっているから
・重力に負けて、全体的に下がってきており、首のシワもできる
化粧品(サプリメント)じゃ、駄目だこりゃと実感しました。化粧品に頼るお金があるなら、ホットヨガを始めたほうが確実に効果があります。特にホットなので、水分を沢山取って汗をかいて新陳代謝も良くなり、体幹を鍛え、骨を鍛え、姿勢を整えて血流も良くなり、顔が変わってきます。
私の経験では、置き換えダイエットと併用で続けているので、輪郭ボケが無くなったのが一番嬉しいです。シュッとしてきましたよ。そして首が長く、顔が小さく見えるので、まるでエステに通っているような、一石二鳥です。
似合う色はパーソナルカラー診断で決める
スキンケアの次は、ポイントメークについて。自分に似合う色って、皆さんご存知ですか?
パーソナルカラー診断の手法を使い、肌、目、髪の毛の色で似合う色を春夏秋冬の4パターンから見つけます。実際にカウンセリングを受けたり、本やネットの情報を見て知る事は出来ると思います。似合わない色をつけると、顔がくすんでしまいます。似合う色を知っておくと便利です。
私の場合、肌:青色系、目:黒、髪:黒、典型的な日本人タイプで、季節は「冬」です。原色やモノトーン、はっきりした色が似合い、淡いブラウンやパステルカラーが似合いません。
髪はカラーリングせず、口紅・チークはローズ系、アイシャドウは深い茶かグレーブルー系がしっくりきます。
ポイントメークは流行りがあるので、流行っている色味の中で自分が取り入れてしっくり来るものを選びます。今年は「オレンジマット」の口紅を買いました。原色が合う冬タイプなので、思い切って赤!オレンジ!みたいなのがいいようで。資生堂ピコは、小さいのに物は良いので、流行メークを取り入れるには最適、かなりお気に入りです。
また唇の乾燥はNGです。リップクリームは乾く前に塗る、が大事です。色々使ってきましたが、ジョンマスターオーガニックのリップが一番良いです。ハワイのお土産の定番ですが、日本では1500円。高い~けどそれだけの価値はあります。
年齢と共に、痛いメークにご注意を
私が思う痛いメークといえば、
・いつまでも20代から変化のない、流行遅れのメーク
・逆に20代女子のメークをそのまま取り入れる、若作りメーク
このどちらかでしょう。意外と自分では気づきにくいものです。
まさか今でも細眉だったりしませんよね?眉毛は流行に影響される大事なポイントですから、注意しましょう。バブル時代に流行っていたYSLのローズピンク、懐かしいですが、もう変えたほうが良いでしょう。アップデートする事もたまには頭に入れて、女性誌の特集を見たり、デパートの化粧品売り場で美容部員さんにアドバイスをもらったりすると良いです。
ただ、流行は繰り返すもの。太い眉⇔細い眉、まつ毛⇔付けまつ毛、マット⇔パールと15~20年周期で戻ってきている気がします。化粧品開発者の方は苦労しますよね・・・。
笑顔が素敵な人が、年代問わず美しいと思う
ハリウッド女優・オードリーヘップバーンの笑いジワのエピソードって、ご存知ですか?
「私はシワが怖くない。シワは今までの人生のしあわせの、笑顔の数だけ刻まれている」
というようなエピソードを晩年残しています。ハリウッド女優はボトックス等で何度も顔に手を入れてますが、晩年かなりヤバイ顔になってしまって、笑う事もできない宇宙人のようなテカテカな顔の人がいますよね。お気の毒です・・・。ヘップバーンのように、笑いジワを認め、いつまでもワハハと笑える、笑顔でいられる人が、本当に美しい顔の人だと思います。
いつまでも大きな声で笑えるには、自分の顔に自信を持てないと出来ません。スキンケアを継続して、自分に似合うメークで、素敵な笑顔を作りましょう!
ukai
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