アウトドアが趣味で、キャンプは年に10~30回くらい行きます。
ソロキャンプが多くてたいてい山奥の無人キャンプ場だったりしますが、大自然で焚き火なんかしてると、都会生活のしがらみとかどーでもよくなっちゃいますね。
休日に家で寝てちゃ、身体は回復してもメンタルは回復しません。
テント担いでアウトドアへ飛び出しましょう。
沈んだ気持ちが一発でリセットされます!
もくじ
目的別ソロキャンプの道具選び
キャンプ道具を選ぶとき重要視するポイントはなんですか?
見た目? ブランド? 価格?
違いますね!
僕は目的と移動手段だと思います。
目的というのは、季節、山登りの有無、料理は何を作るか、ソロorグループなどなど、キャンプのカテゴリーみたいなものです。この目的によってキャンプ道具はガラリと変わります。
そしてさらに重要なのが移動手段。
車、バイク、自転車、公共交通機関&徒歩、という移動手段によって、道具選びが大きく違ってきます。
僕はもっぱらバイクでツーリングキャンプですが、買ったばかりのキャンプギアがバイクにうまく載らなくて(折りたたみテーブルがバイクのリアボックスより長かった)出発当日に持って行くのを諦めたことがあります。
こういうのは事前に積み込みテストをしておかなきゃいけませんね。
一般的に、バイクキャンプはとにかくコンパクトさ重視、電車と徒歩のキャンプはコンパクトさのうえに軽さが非常に重要です。
車は・・・ええ・・なんでもいいですよ好きなだけ積んでください。
とはいえ、テントサイトに車の乗り入れ禁止(ようするにテントの横まで車で入れない)ってところがけっこうあるので、事前にチェックしておくといいですね。駐車場からリアカーで未舗装路を何往復もしたこともありました。
目的と移動手段、その次にお値段、そして最後に後回ししていいのがブランドです。
雑誌のキャンプ特集でブランド物しか載ってないのは広告スポンサーだったりタイアップ広告記事だったりする大人の事情ですよ・・・。
なので、高価なブランド品を選ぶ必要はありません。超有名ブランドといえ、無名メーカーの格安製品をOEMで採用していることもあります。
もちろん、あまりにチープな製品は耐久力に問題があったりしますが、無名ながら実績のある道具はたくさんあります。
ここではそんなキャンプ用具をメインに、バイクや自転車、電車徒歩キャンパー向けに紹介していきます。
初心者におすすめの軽量テント BUNDOK(バンドック) ソロ ドーム 1 BDK-08
おすすめです!何せこの価格で2キロ切ってるテントはほぼありません。モンベルのムーンライトですら、2万円以上するのに2.3キロあります。5万円くらいする本格テントに肩を並べるこの軽量さが最大のおすすめポイントです。しかもコンパクトなのでリュックに入ります。
インナーがフルメッシュなので冬季は寒くてちょっとつらいですが、初心者キャンパーは冬季にキャンプしませんよね。
安心の日本メーカーです。
テントを購入した際は、届いたらすぐ、室内でいいので組み立ててみましょう。縫製ものなのでたまに初期不良があります。部品が足りないこともあるので、現地で泣かないために必ず事前チェックです。
また、万が一ポールを折ってしまった場合に備えて、長さ5センチくらいのアルミパイプを収納バッグに入れておくのもいいですね。パイプの内径はポールが入る程度のものをホームセンターで購入してカットしてもらいます。これで折ったポールを継いでガムテープで固定すれば応急処置ができます。僕は折ったことがありませんが、友人が折ったときは修理道具がなくて、かなりみすぼらしくて痛々しい見た目のテントになってました。
シュラフは使用温度が合ってればなんでも
ようするに寝袋ですね。
冬にキャンプするのでもなければ、最低使用温度が15度くらいのものを選ぶといいです。
マミー(人)型、封筒型とありますが、封筒型は空気が入りやすく寒さを感じます。マミー型は密着感が強く寝返りが打ちにくいものの、保温効果は高くなります。
これ、パッキングサイズが驚くほど小さくなります。
あんまりにも小さくなるので、何度か持ってくのを忘れたことがあります・・・。
最低使用温度は15度ですが、これが限界だと思ったほうがいいです。夏でも高所のキャンプ場だと15度を切ることもあるので、快適に眠るには20度以上ほしいです。 念のためこういったアイテムを用意しておくといいかも知れません。シュラフのうえからかぶると温度5度ぶんくらい稼げます。
マットは寝心地重視のインフレータブル
テントの床に敷くマットです。
おなじみ銀マットや空気を入れるエアマット、フォームマットにインフレータブルマットなどがあります。
銀マットは安さと軽さではピカイチですが、けっこうかさ張ります。丸めたときの横の長さがやっかいなんですよね。バイクや自転車、徒歩だと、バッグの外にむき出しで縛り付けることになりますが、雨が降るとつらいことになります。
エアマットはコンパクトさが売りですが、空気の反発力が強すぎて寝心地は個人的にいまいち。
フォームマットは軽さと撤収の早さが魅力ですね。やはり畳んだときの長さがかさ張ります。
オススメはインフレータブル。寝心地、保温性、地面からの冷気の遮断性能、畳んだときのコンパクトさなど、トータルバランスがいいです。エアマットとフォームマットの中間くらいの寝心地ですね。
難点は、自己膨張とはいえ膨らむまで時間を要するのと撤収の面倒さ、エアマット同様パンクすることがあるという点。畳むのに5分くらいかかります。銀マットやフォームマットが早すぎるだけですが。
パンクは僕は経験がありませんが、いちおう、自転車のパンク修理キットなどを常備しておくといいですね。
商品到着後にエア漏れがないかチェックしたほうがいいですね。
自己膨張はほどほどにしか膨らまないので、自分で息を吹き込んで膨らましてあげるといいです。
ランタンとヘッドライト
キャンプ場は基本的にほとんど外灯がないので、ライトがないと何もできなくなります。
LEDのおかげで非常に明るい光源が長時間使えるようになりました。
ガスランタンは初心者にはオススメできません。燃料もかさ張りますし。
これ震災のあとずっと売り切れてましたね。
連続点灯72時間となってますが、実際使ってみると一日6時間くらいの使用で4泊くらいで暗くなりますね。百均のアルカリ電池のせいかもしれませんが。
明るさと、なんと言っても暖色系の明かりが雰囲気を出してくれます。蛍光灯っぽい白色の目を刺すような明かりじゃ雰囲気ぶち壊しですからね。 777はちょっと大きくて重いので、自転車や徒歩ならこちら。
明るさは落ちますが軽くてコンパクトです。電池はギリギリ二泊持つかなというくらいですね。 またもやジェントス。この分野はジェントスが強いですね。
夜にトイレに行ったり荷物を探したりと絶対必要になります。
100ルーメンを超えるような明るいものは、重かったりバッテリーが特殊だったり1時間も持たなかったりと使い勝手がいまいち。このリゲルはとてもバランスのいい製品だと思います。
チェア
ヘリノックスのコピー品。耐久性も品質も特に問題ありません。
今はこのタイプのチェアが流行していますが、すっぽり座ってしまうので身動きが取りにくい(コンロに手を伸ばすときとか特に)のと、地面が柔らかいともりもりめり込んでいくのが難点ですね。けど軽くてコンパクトなので使ってます。 徒歩の人はこちら。座り心地はいまいちですがそのぶん軽量コンパクト。
テーブル
テーブルなしだと何もかも地面に直置きになって、文明レベルがガクンと下がります。
調味料や食材を置くともういっぱいで、食器を置いたり缶ビールを置いたりするのにできれば二つほしいところ。キャンプ場の地面ってゴツゴツしていて平らじゃないので、缶ビールなんかは倒してしまいやすいんですよね。
テーブルトップが布で平面ではないので、缶ビールなどは転倒に注意。
コンロ、焚き火台
キャンプの楽しみの一つ、BBQに焚き火ですね。
地面での直火が禁止されているキャンプ場が多いので、料理をするならコンロは必須です。
ソロならガスバーナー(コンロ)で簡単に調理するというのもアリですね。僕はソロキャンプの場合ガスバーナーのみってことが多いです。
焼き面がA4サイズで重量1.4キロは最軽量と言っていいほど。 燃料はこちら。
備長炭なんかは着火するのが大変なので、こういった固形燃料がおすすめ。これなら火バサミが要らなくなります。 朝にまた火を熾すのはかなりめんどくさいです。
なので、朝にコーヒーやスープを飲むために必要になるのがガスバーナー。
ツーリング中でも山中で休憩してコーヒーを飲んだり、なにかと重宝します。
コッヘルやクッカー、食器
料理するなら必須ですね。
軽量重視ならアルミコッヘルのみもいいですし、フライパンやスキレットを用意するとちょっと凝った料理もできます。食材はあらかじめ家で簡単に切ってから持って行くと現地で切る必要がなくなります。現地で調理するときはナイフよりもキッチンバサミが役立つことも。
ゴミは持ち帰りっていうキャンプ場が多いので、紙皿やプラコップなどは避けてコッヘルのフタなどを利用するといいですね。
底面が四角で広いので置いたとき安定します。 ベーコンやソーセージ、目玉焼きを焼いたりするのに使ってます。 ナベにしたりパスタやリゾットなどいろいろ使えます。ラーメンやお湯沸かすのにも便利ですね。 カトラリーですね。なぜか商品名に「武器」って入ってますが。 アルミコッヘルだと熱いものを入れて口をつけると唇をやけどします。その点、チタンならやけどしにくいので、スープやコーヒーを飲むのに愛用しています。
以上でキャンプ道具の最低限一式となります。細かな道具は現地で調達することもあります。
このほかにあるといいのが、ライター、ウエットティッシュ、キッチンバサミ、油塩コショウ醤油などの調味料、道具を修理するガムテープ、虫除けなども必要ですね。
あとサンダルがあるとけっこう快適になります。厚みのあるサンダルがおすすめ。
実はサンダルは強力な防犯用具になります。
テントの入り口にサンダルを置いておくと中に人がいるように見えるので、テントから離れて温泉に行ったりしても盗難にあったりする確率がグンと下がります。
貴重品はもちろん肌身離さず持ち歩くべきですが、コンロやチェアなどのキャンプグッズはテントの中に入れて入り口にサンダルを置いておくとまず盗まれません。
オッサンが履きそうなサンダルが特におすすめ。女性向けのサンダルは逆効果になることも。
夜間ならテントの中でライトを点けておくと、これも中に人がいるように思えるので強力な防犯グッズになります。
みっちー
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