私の投資人生 – 投資家は、投資と同じ位、お金を守る事をやっている

皆さん、確定申告は無事提出しましたか?
毎年恒例の確定申告資料作り。個人事業主であるため、頂いている報酬や雑収入、かかった経費、税金控除となるものの書類を、いそいそと集めて計算しだすのが、2月末から。毎月ちゃんと数字をまとめていれば、もっと楽なのに。。と毎年思う。

制度は毎年見直されている

気をつけないと、税率や提出物が変更になっている場合があるので、よくよく説明文を読まなければなりません。

マイナンバーカード両面印刷を、毎年同封しなければならない
・医療控除のため、医療費は明細一覧表を添付しなければならない

というのが、私には引っかかりました。国の背景には、マイナンバーと個人、銀行口座を結びつけ、収入状況をがっちり把握したい、税金を取りたいという思いが読み取れます。また、少子高齢化社会が急激に進み、医療費が嵩んでいる状況で、医療費の削減(=自己負担増)も狙いです。ボーっとしてると、自分の収入からどんどんお金は徴収されているのですねぇ。

投資家は、投資と同じ位、お金を守る事をやっている

通常のビジネスマンであれば、どれだけ収入をアップさせるか?支出を減らすために経費削減をするか?と考えると思います。しかし投資家は、お金を運用すると同時に、お金をどう守るか?という事も頭に入れて日々活動しています。

↓東京駅構内の本屋で、お金について書かれたビジネス本売上NO1だった本。「お金2.0」よりも具体的でどんどん読める、理解できる、オススメです。

↓こちらもあわせて、仮想通貨との付き合い方、将来に触れていて、とても勉強になりました。仮想通貨とはどんなものか、技術者側からの目線でもざっくり理解できます。

1. 確定拠出年金(iDeco イデコ)を始めた

昨年お正月、友達夫婦の別荘(カッコいい)に遊びにいった時、「イデコ、これ始めるべき、絶対にね」とアドバイスをもらいました。お金のある人のアドバイスは、金言ですよ。60歳まで受け取れないのですが、将来の年金積立と思って、毎月掛金を運用します。掛金分、所得控除を受けられました。
分散投資同様、手数料の低いネット型を契約するのがオススメです。(SBI証券、楽天証券)まずは請求書の申請を行ってから、約1ヶ月後に開始できると思ってください。掛金はご自分の収入を参考に決めます。60歳までの期間を逆算し、長期運用する場合は、株式の比率を上げ(75%)、短期運用の場合は株式比率を下げ(50%)債券の比率を上げると良いそうです。長期の分散投資と同じ考え方で、基本放置プレイです。

2. 国民健康保険組合を利用する

確定申告について色々情報交換をしているなかで、「国民健康保険(国保)を見直したらどうですか?」と提案がありました。国保は収入が増えると保険料も増えます。あまり明細を見てなかったのですが、気づくとがっぽり引き落とされている・・・。収入額300万円が見直しのタイミングだそうです。そこで、国民健康保険「組合」の健康保険に変更すると、今の料金よりもお得である事が一目瞭然でした。

文芸美術国民健康保険組合(文美国保)に加入したい!

・指定の組合加盟各団体の会員となる必要あり。文美国保のあっせんが可能である、日本ネットクリエイター協会 JNCA に協会加入の申請中。DCAデジタルクリエーター協会(入会無料)では、あっせんは検討中で実践されていない模様です。

収入増減に影響なく、料金は一定額になります。但し、加入には条件があり、75歳後期高齢者は加入できません。早速問合せて、手続きを進める予定です。

3. ふるさと納税を始めとする寄付を続ける

お金に働いてもらう、発想でいうと、確かな団体への寄付は、お金が世のため人のため働いてくれる、と考えればよいと思います。毎月の収入の1割を寄付にあてる、という以前読んだ勝間さんの本を参考に、unicefUCHCRのマンスリーサポーター制度で寄付を続けています。寄付金が所得控除の対象となります。

最近は、ふるさと納税ですね。ウェブサイト「ふるさとチョイス」では、Yahoo ウォレットで決済ができるのが便利です。返礼品を選ぶ楽しみがありますが、物を受け取る、消費する事も計画しないと、突然、肉や果物が1箱来ても大変なので、私は水害などの復興寄付などを選ぶ事もあります。また旅の途中で、色々な活動をされている事を間近にみて、これは寄付したいな、と思った地方の商品、活動には積極的に寄付する事にしています。

4. 趣味を仕事にする

これは結果論として、ですが、例えば映画評論や演劇評論の原稿(ブログ等)で報酬を得ているなら、映画代、観劇代は経費として計上できると思います。
ということは・・・・

税制は、知らないと損する

金持ち父さん、貧乏父さんの本を読んだのが約20年前、あの本が私の意識を変えたかもしれない。自分で稼いだお金を自由に回せる、税徴収される前に自分で使い道を決める、自身の経済基盤と意識が確立してきたのが10年前。そして今、IT環境が急激に整備され、ふるさと納税や仮想通貨等、お金の価値観、税の使い方も変わってきた。お金を知っているメンター的な人たちは、それらを敏感に感じ取って、常に取捨選択し、いつも頭を使ってます。

とにかく、知らないと損する。会社員として安穏としていると、戻ってくるお金のことを知らずに過ごしている可能性が。世帯主だけでなく主婦もしかり。アンテナをはっていると、得をするんだなー。今回の確定申告は、そんなことを実感しました。

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ukai
ukai
比較的自由なIT系仕事人。平日は2,3社お世話になり、休日はヨガ、観劇、アート鑑賞。カフェ好き。自称・投資家を目指してます。

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