カフェ開業の夢 絵本のボローニャカフェ(飯田橋)

個性のある付加価値カフェ、最近色々な付加価値カフェを見かけます。カフェ好きとしては、新しいコンセプトのカフェを見かけると、一度入っておかなければ。。という使命感が沸きます。昔は歌声喫茶(古い?)多機能で便利なマンガ喫茶、猫カフェ、マニアを対象にしたキャラクターカフェなど。お茶を飲む事を越えた、ある共通の何かに共感する人々の集いの場、サロンとなっています

絵本カフェ ボローニャカフェ

絵本屋カフェボローニャ東京都新宿区新小川町3-4)は、絵本が買える小さなカフェで、貸しギャラリーもあります。誰もが見たことのある絵本をみて、あー懐かしい~、これ持ってた!色々な会話が広がり、年齢問わず、老若男女が楽しめるカフェです。幼少期の子供には、本を読ませる事よりも、読み聞かせが、子供の教育にとても重要だと聞きました。言葉から想像力を引き立たせ、好奇心を育てるのでしょうか。絵本の読み聞かせOKなカフェがあったら面白いですね。

個人的オススメ絵本

「イタリア ボローニャ国際絵本原画展」より、お店の名前がつけられたと思われます。置かれている絵本は、昔から有名なものや、最近の国際絵本で賞を取ったものまで、プロが選んだオススメ絵本が並んでいるのです。私個人的に見て楽しかった懐かしい絵本ベスト5を。

1.ちびくろさんぼ 
トラが最後にバターになり、ホットケーキを食べている姿が羨ましかったな~。

ちびくろ・さんぼ3巻セット

2.スイミー
レオ=レオニはイタリアのイラストレーター、絵本作家。絵と物語が素晴らしくて、大きな組織に負けそうなとき、一人で辛い時はスイミーのことを思い出す。今でも。。
スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

3.はらぺこ青虫
エリック=カールはアメリカの絵本作家。コラージュのような表現が素敵です。この絵本からヒントを得て、クレヨン全色ごちゃ混ぜに塗りつぶした下地の上に、黒い画用紙を切り絵にして、芋虫から蝶に成長して飛んでいく、という絵本を作って、学内の参考作品となった♪はらぺこあおむし エリック=カール作
4.手ぶくろを買いに
切ない。日本の物語は、ジーンと来るものが多い。
手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)

5.おおきなかぶ
構図が好きでした。絵本が横長で最後にやっとカブが出てきた~って思える。
おおきなかぶ

手作りフードとワイン

ドリップコーヒーと、日替わりのフードが楽しめます。私が訪れた土曜日。クロワッサンの生ハムサンドと、ボローニャコーヒー(コーヒーに生クリームを乗せた、コーヒーゼリーのようなコーヒーでした)をチョイス。素材の良さを感じられ、丁寧に作っていただき、とても美味しかったです。
ボローニャ=イタリアという事で、イタリアワインのラインナップもあり、夜はちょっとしたパーティーも可能、さくっと一人飲めるカフェでもあります。お酒が飲めると、男性も入りやすいですよね。

街の本屋さんをブックカフェにリメイク

昨今、雑誌、新聞などの紙メディアが淘汰されるニュースが良く聞かれます。本屋での万引き事件や、Amazonなどのネット通販や電子書籍も登場し、沢山の街の本屋さんが潰れてしまう悲しい現状。そこで代替わりを機に「ブックカフェ」にリニューアルして、繁盛しているお店を幾つか見かけます。まさに、ブックカフェ転換で生き残り作戦!です。

カフェを開業し運営していくには、FLRコスト比率(Food:フード、Labor(レイバー)、Rent(レント))70~65%に抑える事と、プラス付加価値への熱意とのバランスが重要です。FLRコスト比率をクリアするように、出来る範囲のドリンク&フードを考えた上で、今までとは違う本屋を越えた集いの場を提供して頂けると、ユーザーの私たちはとても嬉しい。素敵なブックカフェが、街に沢山増える事を期待したいです。

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ukai
ukai
比較的自由なIT系仕事人。平日は2,3社お世話になり、休日はヨガ、観劇、アート鑑賞。カフェ好き。自称・投資家を目指してます。

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