この夏、一番の話題をさらっている映画「カメラを止めるな!」を、日本橋のTOHOシネマで見てきました。東京ど真ん中の映画館で、満席ですよ!皆さん。凄い事ですよね。
大丈夫です、ネタバレしませんので。っていうか、色々な人が呟いていますが、あらすじを説明するのが難しい映画なんですよ。まあ、とにかく見てみてよって言いたくなる映画です、とっても気軽に。ホラー&コメディ映画なので、そんなに怖く無いですし、お説教染みたシーンも無いです。強いて言えば、こんな方は共感できる要素があるのではないかと思います。
1.昔、映画や演劇を志していた事がある人
2.ものづくりに携わっている人、またはかつてそうだった人
3.最近、涙が出るほど笑ってないな~って思う人
もともとこの映画は、監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールのシネマプロジェクト作品だそうで、映像作品とは、どうやって、どんな人達で作られているのか?バックステージ映画のような要素もあり、ものづくりってこういう事あるよねー、夢を語ってた頃を思い出すなーとか、低予算でも人を感動させられるんだ!と勇気も与えてくれる映画だと思います。特に1,2のような人には、もう一度自分を奮い立たせてくれるようなきっかけにもなるんじゃないかな。
私は、3派ですが、もう、ワハハ声だして涙流しながら笑っちゃいました♪ポスターからも判るように、昔の日活映画のようなベタで、昭和で、でも何気に緻密な計算がされている脚本で、編集技術(技術っていうのかな?)も素晴らしく笑いのツボを心得ている。
上から目線で大変失礼な事を言いますが・・・、エンターテイメントって、この位で良いんじゃないでしょうか。判りやすくて、親近感があって、俳優が凄いとか有名とかじゃなくて、バカバカしいけどイイ話で。最近、あまりにも社会派過ぎて人生真面目に生きなきゃって思ったり、CGやらVRやらでどこまで凄いの?って思わされたりする映像作品が多いじゃないですか。そんな事どうでもよくて、あー楽しかった!って思わせてくれる、愛情と情熱を感じる映画であったと、思います。
個人的なツボは、なんだろうな。。。護身術・ポンかな(笑)。
帰りの日本橋室町コレドには、素敵な花火が上がってました。今日はよい一日だったなー。
ukai
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