スマホ買い換えの時期がやってきました。個人的な。
スマホはこの小さなデバイスの中に様々なセンサーが内蔵されており、これによって色んな機能が有効になります。APIの仕様上は30種ほどのセンサーが設定されておりセンサーの塊と言えます。
格安スマホではいくつかのセンサーが省かれており機能が制限されてしまうことがよくありますが、実際、どのセンサーが何の役割を担っていて、どのセンサーがあると便利なのかをまとめました。
GPSセンサー
GPSセンサーが付いてないスマホなんてスマホの風上にもおけないですね。スマホを名乗ることすらおこがましいです。タブレットはGPSセンサーのないものがありますが、あれはタブレットなので。
このGPSセンサーは機種によって搭載チップのメーカーが様々で、感度がいいもの悪いものの差が生じることがよくあります。
ナビにはかかせないセンサーで、この性能次第でナビの精度が左右されます。
アメリカのGPS衛星、ロシアの衛星、そして最近では日本の「みちびき」に対応しているものも普及してきました。
スマホのスペック表にA-GPSというものが記載されていることがありますが、これは基地局やwifi網を利用してソフトウェア的に計算で位置を割り出すもので、センサーデバイスではありません。スマホOSに必ず備わっているものなのでわざわざ記載しないことも多いです。
磁気センサー
スマホのスペック表で電子コンパスと記載されることもあるセンサーです。
磁気を読み取って方角を割り出したりという機能が使えるようになります。
ナビに必須と思われがちですが、実際のナビでは移動方向から方角を補正しているため、電子コンパスが無くても方角を見失うことはありません。
ただ、徒歩の場合は移動速度が遅いため方角を割り出せずに、ナビ画面がクルクル回るってしまうことがあります。
通常のナビでは支障がないせいか格安スマホでは削られてしまうこともあります。
ジャイロセンサー
ジャイロスコープ、角速度センサーとも呼びます。
ポケモンGOが出たときに話題になったセンサーですね。
加速度センサーが「その瞬間の回転方向」を割り出すのに対して、角速度センサーは「どの角度で動いているか」を測定します。これによってスマホがどういう動きをしているかという3次元の動きを算出します。
ポケモンGOではARモードで画面の動きとスマホの動きを同期させるのに使われていますね。VRゲームでは必須の機能になります。
ナビでも使用されており、GPS信号が途切れた際に自分の移動速度を割り出してくれるので、トンネルの中でもかなり正確に位置をトレースしてくれます。
格安スマホでこれを搭載しているスマホはなかなかありません。
加速度センサー
スマホの方向を算出するのに利用されています。
これが無いと、スマホの縦位置横位置が割り出せず、スマホを縦横回転させても画面を回転することができなくなります。
これを搭載していないスマホは見たことがありません。それくらいポピュラーなセンサーです。
環境光センサー
照度センサーとも呼ばれ、周囲の明るさを測定するセンサーです。
このセンサーはたいてい、スマホ前面の上部に測定窓が設けられており、そこに入射する光を測定しています。画面の明るさを自動調整にしてある場合など、周囲の明るさに合わせて画面の明るさが自動で変化しますね。
近接センサー
画面からの距離を測定するセンサーです。
こちらも環境光センサーの近くに設置されている場合が多いですが、光を測定する必要は無いのでカバーガラスの下に薄っすらとかすかに見える程度です。
通話状態の際に画面に耳が触れて通話がオフになってしまわないようにするなどといった利用がされています。
指紋センサー
指紋を読み取ることでロックを解除したりする機能に役立っているセンサーです。
一万円程度でジャイロスコープを搭載した数少ないスマホ。
ZTEはGPSの精度にも定評があり、対応バンドも日本独自の周波数に対応している。
スペック的にはエントリークラスだが、ポケモンGOは問題なくプレイできる。
みっちー
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