美術館めぐり- オススメ2018年4月

4月といえば桜。春爛漫。春を謳歌できるような企画展が沢山あります。気分を上げて、アートでもお花見をしましょう!
プラド美術館は、2018年のビックイベントです。大学の卒業旅行で行ったマドリード。プラド美術館で感動したことを覚えています。圧倒的な数と歴史と大きさ。それを東京で味わえるのですねー。TARO賞は、大島ファインアートの笹田さんの作品を見ます。猪熊さんの猫たちは、たまたま見つけたチラシがとても可愛かったのでチェックしたいと思います。

2018年4月 訪れるた企画展

プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光
会期:2018年2月24日(土)~5月27日(日)国立西洋美術館

ベラスケスについて全然知識が無かったのですが、ぶらぶら美術館や、日曜美術館の解説を聞いてから実物を見ると、あらほんと!”描ききらない良さ”がわかります。その感覚は、まるで日本画のような、一筆描で表現できるような。同年代の代表作家・ルーベンスとの対比も面白いです。どちらが良いかは好みですが、私はベラスケス派だ。その人物の生い立ちや哀愁まで絵から感じ取れるように、描くところは描き、省略するところは略す、はずす。時代の空気感を見てる人に想像させる、余裕すら感じます。

百花繚乱列島
会期:2018年4月6日(金)~ 5月20日(日) 千葉市立美術館 →これは5月に延期

桜さくらSAKURA 2018
会期:2018年3月10日(土) ~ 5月6日(日) 山種美術館

『大原女』土田 麦僊(つちだ ばくせん)撮影可能なスペースがありました。

桜といえば日本、春の象徴。古く大和の時代から現代に至っても変わらず。満開の桜を見ると、筆を取りたくなってしまう日本人の心、ですよね。こじんまりとしたスペースに、色々な桜を鑑賞する事が出来て、桜の和菓子もいただき、まさにお花見満喫でした。御舟の「夜桜」は、墨だけで淡いピンクに見える・・・、趣向、技術、憎いくらい素晴らしい。

・「第21回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展
会期: 2018年2月16日(金)~ 4月15日(日)川崎市岡本太郎美術館 →終了残念!

猪熊弦一郎(いのくま・げんいちろう)展 猫たち
会期:2018/3/20(火)-4/18(水)  bunkamuraミュージアム →終了残念!

・パリ開催・傘寿記念 与勇輝展 創作人形の軌跡 松屋銀座8階イベントスクエア
会期:2018年3月21日(水・祝)~2018年4月10日(火)

「マイニチの人形絵本」シンデレラが大好きでした。その人形が与さん作だった。この展示で始めて知りました!感激です。日本人が作る人形だからこそ感じられる、懐かしい風景や愛らしい子供達の顔。まさに人形は生きていると実感できます。実物を是非観て下さい!
ちなみに、国際子ども図書館に「マイニチの人形絵本」が揃っているとの情報あり。

Hokusai Beauty ~華やぐ江戸の女たち~
会期:2018年2月14日(水) 〜 2018年4月8日(日) すみだ北斎美術館

開館して初めて訪れた、すみだ北斎美術館。目の前の公園が桜満開で、素敵な写真が撮れました。ぽかぽか穏やかな日和で、いいタイミングに展示を観にいったなと。毎回北斎作品を色々なテーマで企画されているようで、今回は化粧品会社ポーラの協力のもと、江戸時代の女性の化粧やファッション、髪型などを学ぶ事ができました。髷、鬢、花魁や町人、武家娘、既婚者の髪型、流行や決まりがあったそうで、キモノの柄にも意味があり、ほおおんとにオシャレ。あの髪型、一度やってみたい。

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ukai
ukai
比較的自由なIT系仕事人。平日は2,3社お世話になり、休日はヨガ、観劇、アート鑑賞。カフェ好き。自称・投資家を目指してます。

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