美術館めぐり- オススメ2018年北欧特集

2018年は明治150周年ということもあり、いろいろな外国との外交が始まった年でもあります。スウェーデン外交関係樹立150周年記念ということで、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー等、北欧のアーティストの企画展が沢山催されています。私が行きたい!と思った企画展をご紹介。

アルヴァ・アアルト――もうひとつの自然

会期:2018年9月15日(土)~2018年11月25日(日) 神奈川県立近代美術館 葉山

フィンランドでとても有名な建築家です。アアルトの家具や電気の傘も有名です。北欧家具や食器が好きなので、行ってみたいなと思います。葉山の美術館が15周年記念。
東京ステーションギャラリーに巡回します。2019年2月16日(土)-4月14日(日)まで

カール・ラーション

日本・スウェーデン外交関係樹立150周年記念
カール・ラーション スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家
会期:2018年9月22日(土)~2018年12月24日(月・休)東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

スウェーデンの国民的人気画家カール・ラーションの展示会。私は初めて知った画家ですが、チラシをみて一目ぼれ。ジャケ買いみたいなもの。行ってみたい~と思いました。

そういえばIKEAはスウェーデンの会社。世界的な家具メーカ。センスが良くて低価格で若者のインテリアの味方。自分の部屋づくりにも参考になるかも。

インゲヤード・ローマン展

日本・スウェーデン外交関係樹立150周年
会期:2018年9月14日(金)~2018年12月9日(日) 東京国立近代美術館工芸館

世界的デザイナーであり陶芸家としても知られるインゲヤード・ローマンさん。女性です。お名前は初めて伺うのですが、彼女のデザインした器やポット、家具など、どこかで見たことがあるものが。研ぎ澄まされた、洗礼されたシンプルなデザインは、北欧の特徴。日本のミニマリズムにも通じる処があり、北欧の物は日本家屋にマッチするんですよね。こちらも是非訪れたいです。

ムンク展―共鳴する魂の叫び

会期:2018年10月27日(土)〜2019年1月20日(日)  東京都美術館

あの有名なノルウェーのムンクの叫びの実物が見れます。それだけでなく、私が注目するのは、コラボレーショングッズ。きっと叫ぶ顔がいろいろなものに利用されて、面白くなるのでは~と思ってます。暗い題材の絵を描いた、北欧の歴史や画家の背景にとても興味があります。たしか絵の構図には、浮世絵の影響を受けているそうです。

フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア

日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念
会期:2018年11月17日(土)~2019年2月24日(日) 岐阜県現代陶芸美術館ギャラリーⅠ

岐阜県には、美濃焼、志野焼等、桃山時代の茶の湯を彩ってきた器が産出された場所です。
フィンランドの陶芸と、マリメッコのテキスタイルと2つの企画展が開催されます。行きたいな~岐阜まで足を運ぼうかな♪

マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン

会期:2018年11月17日(土)~209年2月24日(日) 岐阜県現代陶芸美術館ギャラリーⅡ


ちょちょっと、マリメッコ茶会ですって!1月19日(土)マリメッコの食器やテキスタイルを道具に見立てた茶会を開催します、とのこと。予約制です。めちゃくちゃ可愛い~。予約、取れる気がしない。でも、でもチャレンジしてみよっかな。

マリメッコの花から陶の実へ
石本藤雄展-琳派との対話-

会期:2019年3月9日(土)~2019年4月21日(日)  細見美術館/京都

フィンランド国交樹立100周年の企画展で、日本人でマリメッコのファブリックデザイナーの石本藤雄さんの展示会があります。
私は始めて知りましたが、現在はアラビアのアート部門に所属しオリジナルの作品を出している方だそうです。

御年77歳。今でも現役でセンス良くカッコいい。とってもステキです。2019年夏には、東京スパイラルに巡回予定だそうです。東京で見ようかな。

ルート・ブリュック展

会期:2019年4月27日(土)~2019年6月16日(日) 東京ステーションギャラリー

なんて素敵な女性なんでしょう!フィンランド名窯アラビアのアーティスト、テキスタイルデザイナー。公式サイトを見てうっとり。北欧食器が大好きで、アラビアの食器やリサ・ラーソンのアンティークをコツコツ集めたりしてましたが、この方の食器やイラストも素敵。シャガールのようなイメージ。来年4月まで待てません!早く見たい~

長くつ下のピッピの世界展

日本・スウェーデン外交関係樹立150周年記念
〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜
会期:2018年7月28日 (土)~2018年9月24日 (月)東京富士美術館

(既に終了しています)幼い頃に読んだ、スウェーデンで作られた子供用絵本の原画やポスター、ドラマや劇場版の作品など紹介が沢山あり、女の子なら絶対気に入るはず。作者アストリッド・リンドグレーンは、スウェーデンで最も有名な女性であり、国の母のような方だったとは知りませんでした。子供達の人権を守るため、体罰を禁止させる法律を作ることになった経緯の演説には心動かされました。「長くつしたのピッピ」ピッピが怪力で、突拍子も無い事を子供達と仕掛ける様は、目が離せないという感じ。まさに子供。

撮影可能な場所が幾つかあって、沢山写真とりました。ピッピのお家の再現模型や、表紙やポスターなど。スウェーデンといえばIKEAのプレイルームもあって、子供達が塗り絵を楽しんでいました。

「ロッタちゃんはじめてのおつかい」劇場用パンフレットの表紙が、なんと奈良美智の作絵。レアモノだわ~。雰囲気掴んでます。

有名な作家リサ・ラーソンもスウェーデンでしたね。当企画展のコラボ商品がショップで買えます。以下のコラボレーション作品、可愛かったです。私はもう一つの、サルと一緒のピッピをゲットしちゃいました。どっちにするか、とっても悩んだ~。

ウマを持ち上げるピッピ

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ukai
ukai
比較的自由なIT系仕事人。平日は2,3社お世話になり、休日はヨガ、観劇、アート鑑賞。カフェ好き。自称・投資家を目指してます。

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