【働く女性の映画】ベスト20 ー 映画をお手本にがんばろう!

映画に出てくる働く女性のカッコよさに憧れていたり、夢を持ったりしていた時期がありました。わかるわかる!って共感することも多々あり、仕事を続けていく上で、映画から学んだことは沢山あります。微妙に、これって働く女性?ってなモノもありますが。。

素敵なカッコいい働く女性が見られる、映画ベスト20をご紹介します。
これを見て、元気を出して!めげずに頑張りましょっ。

No.20 セックス・アンド・ザ・シティ

働くキラキラ女子の定番だったと思います。憧れのニューヨークに住み、高級ブランド品に身を包み、自由に自分の人生を謳歌し、パートナーとの浮名も楽しいスパイス。常におしゃれ番長として4人4様の女性の幸せを体現してくれたSATC。

ドラマでシリーズ化され、満を持して映画化されました。実は私は映画が初見で、女友達の間ではとっくに流行しており、「あなたはミランダよね」っていつも言われてました。ハテナ?って思ってたけど、映画を見てなるほど・・・、私はミランダだわって納得(笑)。

ミランダ役シンシア・ニクソンさんは、LGBTで女性のパートナーと結婚し、たしかニューヨーク州知事に立候補し政界デビューを果たしている本物のキャリアウーマンです。かっこいいなー。ショートヘアの似合う女性です。

No.19 アリー my love

アリーは映画化はされていませんが、どうしても入れたかったので!

私の人生に多大な影響を与えた、働く女性はアリーです。弁護士事務所で働くアリーの可愛いこと!同じ事務所の面々が個性豊かで、NHK海外ドラマにはまったのは、アリーがきっかけ。中世的なアリーのファッション、マシンガントーク、バリーホワイトが突然現れて歌いだすという妄想癖、そしてオープニングなどに流れるカントリー音楽、全てがステキで憧れでした。

恋の話ばかりしていて、キミたち仕事してるのぉ?って思いながらも、弁護士としての話も結構勉強になりました。訴訟大国・アメリカを垣間見たような、でも今の日本なら通じるなーなんて思います。昨今はクレーマーが沢山いますからね。

また吹替の若村麻由美さんがピッタリで、これも成功の秘訣だったと思います。

アリー役キャリスタ・フロックハートの実生活では、拒食症か?と噂されるぐらい細くなって。有名になると私生活が大変だったのかなと。ハリソン・フォードと結婚しましたね。年の差カップルでステキです。

サントラ盤がお奨めです。懐かしいなー。

No.18 ショコラ

フランスの女優ジュリエット・ビノシュ演じる、シングルマザーの主人公は、ルーツがジプシーで、転々と渡り歩いてくる母娘。媚薬を売っていると疑われる彼女たちですが、それはそれは魅惑的な美味しいチョコレートを作り出します。保守的な街で、そのチョコレートに魅了され、人々が解放されていくストーリーです。

最後に自分自身も解放しなさい!ということで、流れ者のジプシー、ジョニーディップと一緒になってくれて、ホッとしました。

本当にチョコレートって媚薬・麻薬ですよね。あの甘さに心が解ける。ショコラティエって魔法使いのようだなと、思いました。

No.17 デブラ・ウィンガーを探して

面白い映画です。沢山のハリウッド女優がインタビュー形式で登場するのですが、「愛と青春の旅立ち」で有名になった女優デブラ・ウィンガーが、結婚後忽然と姿を消し引退してしまった事について、彼女たちなりの生き方や女優論を素の女性として語ります。

華やかな舞台にいる女優さんも、1人の働く女性。悩みは結構共通してる?って思いました。育児はどうするのか、老いと戦うには、色々悩みながら、先輩女優の行動をみて参考にしたり、考えているのかーって思いました。素の女優さんもとってもステキ。

No.16 恋人たちの予感

こんなにお洒落な映画はない!って当時は思ってました。

異性の友情は成立するのか?二人は議論します。何もかもさらけ出して、笑ったり泣いたり。でも結局は二人は、なくてはならないパートナーだったと気づきます。

80年代のアメリカの生活が本当にオシャレで、BGMはハリーコニックJr.の粋なジャズ。私の大好きなメグ・ライアンとビリー・クリスタルの夫婦漫才のような掛け合いは必見!最高です。

そして脚本家のノーラ・エフロンがメグライアンとタッグを組んだ映画が3本あり、『恋人たちの予感』『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』どれも時代を代表するロマンチックコメディーで、私の大好きなテイストです。

印象的なのは、ハンバーガーを注文するのに、やれケチャップは大目とか、ピクルスは抜いてとか、彼女の注文がうるさい事うるさい事。あの頃はそれがオシャレだと、私は思ってました。それをサービス化されたのが、サブウェイのサンドイッチかしら。

No.15 ワーキング・ガール

まさに働く女性。王道です。

ボディコンスーツにトサカ頭。肩パットがアメフト選手か!ってぐらい攻撃的で。本当にこんな女性がいたの?←いたんです!ああ、なつかしのバブル時代。まさに男性と平等に渡り歩くための戦闘服だったかもしれません。そのくらい、女性がバリバリキャリアを積んで働く事はセンセーショナルだったかも。

映画音楽が秀逸で、あのマンハッタンの高層ビルの間を颯爽と闊歩する女性達の応援歌に聞こえます!爽快感。

No.14 ナイロビの蜂

ちょっと暗いシリアスな映画になってしまいますが、この女性は信念の人です。

自分の使命を全うさせるため、パートナーを選び、自分だけの判断で決断して仕事を進めます。結果不幸な事件に巻き込まれてしまうのですが、パートナーは事件の真相を突き止めるために危険を冒しても調査をします。そこで本当の彼女を知る事になる。

ファイザー製薬の実話を元に描いた作品と聞いています。まずはこの事実に衝撃を受けると思います。アフリカ、人体実験、薬、そして金。そこに立ち向かう主人公に敬意を持ちました。女性は強い。本当に。

No.13 マダムインニューヨーク

この主人公は働いていない(笑)。インドの専業主婦。でも、何か変らなくちゃと、英語教室に通い始めます。

ちょっと昔の日本の家庭に似ている。私の母は専業主婦で、段々自分の学年が上がると、学力の面でちょっとバカにしてしまったり(ゴメンなさい)。

このままではいけないと、一念発起。社会に出てみるんですね。そこにはいろいろな人がいて、勇気を出して英語に挑戦する姿や、家族に遠慮しながらも最後は言いたい事をはっきり言うシーンは感動します。

女性の労働力が日本でも重要視されています。誰もが第一歩が出せるようになるといいなと、思います。

インドの国民的女優シュリデヴィが、それこそ子育てから復帰して登場した映画。50歳近いとは思えない美しさ。本当にキレイです。でも残念ながら、最近お風呂場での事故死でなくなってしまいました。まさに美人薄命です。

No.12 プリティ・ウーマン

うう、この人も働く女性カテゴリーに入れていいものやら・・・娼婦です。

仕方なくこの世界に足を踏み入れてみたら、たまたまリチャード・ギアがお客さんだった。それがラッキーでしたね(笑)。まさにシンデレラストーリー。この頃のジュリア・ロバーツがチャーミングで、かっこよくて、みんなの憧れでした。上流社会を私たちも垣間見る事が出来て楽しい内容。ドレスを買いに行っても門前払いされるところとか、テーブルマナーを学ぶ所とか、人って見た目が大事よねって思いました。

セスナに乗って、オペラ「椿姫」を見に行くところ、純粋に彼女が涙するシーンがステキでした。オペラに心を動かされる純粋な気持ちの持ち主だとわかります。

もらったお金で学校に行きなおすと決意して引越しをしている所、最後にリチャードギアが迎えに来るシーン、可愛いですよね。音楽も名作ぞろいです。

No.11 ユー・ガット・メール

まだEメールが普通でなかった時代。懐かしいですね。今だとLINEかな

よくよく考えると、この映画は未来を予想していますよね。小さな本屋さんが大型書店に買収され、もっと言うとAmazonに食われて、本屋さん自体なくなるという昨今。。

メグ・ライアンとトム・ハンクス。ゴールデンコンビですね。この二人の掛け合いがとっても可愛くて。1人奮闘しているメグを応援したくなります。

No.10 イン・ハー・シューズ

キャリアウーマンの姉と、少し知的障害を持つスタイルの良い可愛い妹。私はお姉さんの目線で見てました。仕事が忙しくて、美貌にも衰えが来るけど、足のサイズだけはずっと変らない。靴だけはいつまでもステキなものが履けるという論理。なるほど!!沢山ステキな靴を買うのですが、履かずに眺めているだけ。

誰とでも寝てしまう(失礼)妹の心の闇、お婆ちゃんを尋ねて老人ホームまで行くのですが、その老人ホームでの皆さんの生き生きとした姿。シャーリー・マクレーンが演じています。色々な女性の生き方を実感できる映画です。

No.9 ホリデイ

同じくキャメロン・ディアスと、ケイト・ウィンスレットが、各々の人生を入れ替える(家を交換する)という提案。ロスの豪邸に住むキャメロンと、ロンドンの田舎町に住むケイト。隣の芝は青いってやつですな。本当の幸せとは?気づかされる、オシャレな映画。クリスマスシーズに是非見て欲しい!まさに、極上のホリデイを味わえます。

No.8 ドリーム

ソ連がアメリカより先に月面着陸に成功した頃。アメリカのNASAでは、国家プロジェクトでソ連に負けじと奮闘します。その影に、黒人の優秀な女性3人の功績があったとは。感動の実話です。

リケジョって呼ばれていますけど、私にはとても共感できる所がありました。数字(数学)は裏切らない。結果が全てです。男だの出世だの政治だの関係ない。プログラムとして完成できるかが全て。女性が男性と一緒に仕事で渡り合えるには、理系に進むのは近道だと思います。実際私もそうだった気がします。ウェブ、システムの世界にはいった事で、共通言語を学べたと思ってます。

パワハラ気味の上司がいいんですよね。『フィールド・オブ・ドリームズ』のケビン・コスナーです。黒人専用トイレを廃止するシーンは涙物です。

No.7 ニュースの真相

今やイイ女の代表であるケイト・ブランシェット 。これまたシリアスな実話が元になっている、ジャーナリズムとは何か?告発する側の悲劇というか、それでも負けない精神力。

ブッシュ大統領のスキャンダルを検証していく中で、色々な圧力に結局負けてしまうのですが、緊迫した一瞬一瞬に、ハラハラドキドキします。実話ですから、実際のジャーナリストの女性やニュースのアンカーは実在します。とにかく見てみてください。

No.6 モナリザ・スマイル

ジュリア・ロバーツが、女学校の美術教師の役なのですが、これまたお堅い保守的な学校で、前衛美術について教えます。女性=いい人と結婚がゴール、であった時代(今もそうかな?)。自分で見て、考えて、行動する、発言する、新たな女性の行き方を教えてくれた先生。生徒が少しづつ開眼していきます。

私が好きなシーンは、ポロックの絵をみて、みんながほーーっと眺めている図。DVDのジャケットにもなっています。この絵、現代アートとして今世界で1番高値といわれている作家ですので、ご覧あれ。

ここに出てくる生徒が、有名どころばかり。まだ若かりし彼女たちも必見です。

No.5 プラダを着た悪魔

毎度アカデミー賞ノミネート常連の、メリル・ストリープ。彼女がこの伝説の編集長を演じる事に何の不安もない、違和感もない。圧巻の存在感ですね。

ダブル主演のアン・ハサウェイがひよっこで、この対比が本当に可愛い。

編集長だからって許されるのか~ってぐらい無茶振りな要求を、彼女は奮闘しながらやってのけます。心の中では認めてくれていたのね、という最後はホロっと来ちゃいますよね。

沢山出てくるブランド品の数々。ファッションも必見の映画です。

No.4 マイ・インターン

続きもの?アン・ハサウェイが今度はIT系ベンチャー企業の社長として登場します。

ロバート・デニーロが引退したおじ様の役で、インターンとして面接にやってきます。しっかりスーツをきて毎日出社。ベンチャー企業の若者は、ジーンズにパーカー。Facebookのアカウントも持ってないし、どうやって皆と仕事ができるの?って思います。

これ、私は本当に感動したんです。お互いにないものを尊重して協力しあう、という姿勢が素晴らしいのです。自分の娘ぐらいの社長の一挙手一投足をみて、足りない所を補い、出すぎず助言をして心の支えになってくれる。こんなベテランで頼りがいのある人はいないですよ。若い会社ならなおさら。これを見て、実は私も父と一緒に仕事をしようと、決めたのでした。

No.3 恋愛適齢期

私の敬愛する女性、ダイアン・キートン。72歳の今でもオシャレでカッコいい!ウッディ・アレンの『アニーホール』で大好きになり、その後も幾らか映画には出ていますが、晩年最高にいい映画といえば、こちらだと思います。

ジャック・ニコルと若かりし頃、良い仲だったようで、そんなものも宣伝に変えてしまう。年齢を重ねる毎に美しくなり、いつも、ずっと自然体の彼女。こんな年の取り方をしたい!って思っているお手本のような人です。

脚本家の役ですが、妹役に、最近アカデミー女優賞を受賞した『スリー・ビルボード』出演のフランシス・マクドーマンドが出ています。そして忘れてならないのが、キアヌ・リーブス。惚れ惚れするいい男で登場。お医者様です。

別荘のインテリアやファッションが素晴らしい、私好み。

この映画の監督ナンシー・マイヤーズがまたステキで。『ホリデイ』『マイインターン』の監督でもあります。

No.2 ブリジット・ジョーンズの日記3ダメな私の最後のモテ期

自分がブリジットなのではないかと、思うことが度々ありました。かなりリアルタイムで1、2と見てまして、満を持してパート3!ブリジットがその後どうなっているのか、とっても気になっていました。レニー・ゼルウィガーの整形が、何処まで見れる顔になっているのかも心配していました(笑)。

いや~面白かった。最高ですよ、気軽に見ていたのに、社会の問題点なども上手く付いていて、良くできている。

仕事では若いIT企業に乗っ取られ、考えが古いと罵られ、独身で無職になるかもしれないという所、突如現れた元彼と新たな彼。そして妊娠。高齢出産を選ぶ彼女ですが、その決断が色々な人に勇気を与えます。

私が良かったと思うのは、お母さんが彼女を受け入れ、町の選挙に当選するくだり。マイノリティーを受け入れる事が、選挙当選に繋がるという皮肉な展開。今回もブラックジョーク満載でお届けしマース!

あと、ブラックジョークつながりで、いい味出している産婦人科医がエマ・トンプソンです。彼女もGOOD!

No.1 マーサの幸せのレシピ/幸せのレシピ

この映画を是非紹介したかったのです。ドイツ映画。ハリウッドでリメイク版も出ましたが、私はドイツ押しです。

凄腕シェフのマーサは、女性オーナーと折があわない。最高のレシピを作りたいだけなのに、プロ意識が強すぎる上に、客と喧嘩したり、スタッフから呆れられたり。心療内科に行けといわれても自覚がない。

姉が交通事故にあい、その子供の姪と暮らす事になります。マーサは自分だけの生活に邪魔が入ったような、でも頑張ってお互い心を交わすように努力します。

そしてイタリア人のシェフが登場。彼がマーサと正反対の性格で、彼女の心を解いていきます。いんちきイタリア人って感じだけど、実はとても暖かい心の持ち主。異文化を受け入れるってこういう事かな?って。

題名にもありますが、「幸せのレシピ」とは何なのか?自分がハッピーになるために一歩踏み出すストーリーになってます。

監督さん女性なんですよ、サンドラ・ネットルベック。やっぱり女性の監督作品は、共感できるというか、私の好みなのかな。

これまた音楽がサイコーに良い雰囲気をかもし出しています。オープニングのケニーGや、挿入歌のイタリア人パウロ・コンテの曲がシブい。

リメイク版はキャサリーン・ゼダジョーンズが演じています。なかなかイイ線です。もっとアメリカンな感じの音楽で、あらすじ的にはほぼ同じ。ハッピーな映画に仕上がっています。

登場するフレンチのお料理もまた美味しそうでオシャレ。

沢山のイイ女が登場しており、人生のお手本になる映画ばかりです。文章を書きながら思い出すだけで、背筋がぴーんと伸びる気分です。映画を見て沢山学びましょう!

映画との出会いは小学生の頃。その頃はカセットデッキだったぁ~。 深夜放送されている昔の洋画を見るのが大好きで、大好きなのは今で...
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ukai
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比較的自由なIT系仕事人。平日は2,3社お世話になり、休日はヨガ、観劇、アート鑑賞。カフェ好き。自称・投資家を目指してます。

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